〜世界のccTLD(カントリーコードトップレベルドメイン: .jp / .us / .tv)のあり方〜<ドメイン手数料が財政を支えている国>有名な所で“.tv”を持っている、オセアニアのツバルは、人口約1万人の小さな国で、大きな産業がありません。しかし、ドメインの略称が“.tv”で、海外へドメインの販売をするとたちまち話題になり、それに伴い、国家財政を豊かにしました。非常に驚くべき事です。
このほかにも一時期、流行った“.to”のトンガや“.in”のインド、“.cd”のコンゴ(ザイール)などドメインの略称そのものが偶然にも良い略称だったことから注目を集めています。アドレス数次第では、プレミアムがついたりとその価値は非常に高く、今でも多くの利用者が多いドメインの一つです。
元々は、jpをはじめ国家を意味したccTLD(カントリーコードトップレベルドメイン: .jp / .us / .tv)がいまでは、国家の略称とはまったく違う意味で使われるようになったのはインターネットが国際化であるゆえんです。
特にドメイン取得要件を無条件にしている所は、「国家財政」に組み入れている所が多く、先進国が維持費の為に、年間莫大な維持費を支払う事から、財政の一翼を担う事になっているのは事実といえそうです。