最近は、インターネットプロバイダー(ISP)も選ぶ水準が年々、変化してきており
どの会社がおとくか?と言う件については、頭を悩ませる事の一つになったものです。
私の会社では、BBIQを主として使っておりますが、特段のメリットがあるか?といえば、あまり感じられないのが正直な感想です。
もっとも、コスト面を考慮し、サービスを比較した際、BBIQに一日の長があるかと言えば、これもなさそうです。
長崎市内を一つ例にとっても、BBIQが設置できる地域=NTTの光が設置できると言う構図がありますが、
何故か私の町は、NTTは不可でBBIQのみOKと言う特異な地域なのは、NTTの怠慢というべきか、あるいは設備の関係上難しいのか、真相は定かでありません。
もっとも、この町には、三菱重工の造船所が近隣にある事から、早々にNTTの光が導入されてもおかしくありませんが、現実は三菱自身が独自に専用回線を敷設しているのでは?と言うことで、一般向けの提供が遅れているのだと勝手に考えてしまいます。
話が多少脱線しましたが、ではどの会社がおとくか?と言う件について
選ぶ基準は、月々のランニングコストとピーク時のトラフィック(混雑状況)が適切かどうか?
と言う事だけであり、近年はあまりどの会社を使っても、さほど差を感じないのが私個人の意見です。
昔の様なテレホーダイの頃は、午後11時になってつないでも、話し中でインターネットに接続できない時代がありましたが、現在はそういう事もなければ、午後11時にならないと通信をしないといった習慣もありません。
今から10年以上前の話ではありますが、今のような常時接続が始まったのもここ10年も経たない話ですし、21世紀になってから急速に高速通信+常時接続が当たり前となり、従量課金における通信というのは一部の携帯電話会社をのぞき、見かけなくなったのが現状です。
ISPを選ぶ際の、基準でどこがおとくか?
と言う話題については
付加サービスの充実具合で選ぶ事が、一つの目安ですが
実際は「友人や家電量販店の紹介、あるいはテレアポによる勧誘」により、選択しているのが現状です。
私自身は、ODNが人気という時代もあり、当時の主流だったThe FSI netからODNへ乗り換えが進んだ時期でした。
その後、同等サービスであるKDDIのDION(現:auone net)に乗り換え、現在に至りますが
ほとんどの場合で、料金は横一線でどこの会社が安くてどこの会社が高いといった事はまずありません。
何が違うかといった場合に
NTTコミュニケーションズの OCNとソフトバンクテレコムのODN、KDDIのauone netの対比で見た場合に、
一番見劣りしてしまうのがODNだろうと思うのです。
OCNについては、NTTブランドの信頼性が後押ししている事もあり、ユーザ数は相当なものです。
KDDIがDIONからauone-netに移行したのは、携帯電話のauブランドにサービスを集約する意味で、ブランドの統一を図ったことが一つの要因と思われます。
ソフトバンクテレコムのグループ会社である、ソフトバンクBBが提供する、ヤフーBBが実際の本命であり、ODNでなく、ヤフーBBと他社2つをひかくしたら、ヤフーBBに軍配が上がってしまいます。
これは、国内では絶対的な認知度とユーザ数を誇る、ヤフーブランドの強さがあり、充実したコンテンツは、先の2つ(ODNをのぞく)に比べ、圧倒的な所と言えます。
そうなった際に、どの会社が初心者にお勧めか?といえば、ヤフーBBだろうと思います。
ただ、私自身は、ヤフーBBは使用した事もなければ、今後も使用する事はありません。
「おすすめするのに、何故使わないのか?」という疑問があると思います。
その一つに「BBフォン」の機械的特性が一つの理由に挙げられます。
ヤフーのモデムに限らず、ADSLモデムのほとんどが一般固定回線とIP回線の混合になっている事がほとんどです。
今回の場合も決して例外ではなく、回線の分離ができない事から、ヤフーBBを使いたく無いという結論に至ります。
コスト面において、どこが一番競争力があるかといえば、KDDIなどがeaccessの提携で進める、回線+ISPのセットモデルがその一つです。
いわゆるヤフーBBと同じ形態の提供サービスです。
このケースの場合であれば、月々が約2000円台で利用する事が可能となり、NTT+ISPといった契約に比べ約半額というケースもあります。
これの欠点は、提供エリアがヤフーBBに比べ、極端に少なく利用するためのハードルが高い事も要因の一つに上げられます。
私の町では、ヤフーBBが可能であっても、他社の回線は全く利用できません。(今後も可能性は低いと思われます)
そうそうと思って結局の結論は、「帯には長く、たすきには短い」といった格言の通り、どこかで妥協するしかありません。
私は、選ぶ時の基準はどこがおとくか?と言う面で比較した際に、「インターネット」ができる事でひとくくりにしたら
「どの会社も大差はない」事だと
選ぶとした場合の、考え方として
auまたはソフトバンク携帯をもっているならば、系列会社のプロバイダがおとくだと思います。
なぜならば、携帯電話の料金に合算できるサービスを持っており、特典が付くこともありますので
便利です
OCNの場合は、あまり他社やグループ会社との連携等は薄く、独自路線の色が強いこともあり、そのメリットを感じにくいのですが
豊富なオプションサービスは、NTTグループならではといった面もあるため、決して侮る事はできません。
やはり、選ぶならば、「自分のライフスタイル」にあった会社をチョイスすることで
「賢く」「おとく」に使えるのでは無いかと思います。