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Outlook Expressとメールの限界

先日、メールが10通も届くことが起きているがどうしてか?

という奇妙な相談を受けた。

もっとも、パソコン屋である私の会社はウェブ制作からパソコンよろず相談から、コーディネート業務まで幅広く手がけており、今回のような件も日常茶飯事であるが、電話だけでどうしても原因がつかめなかったこともあり、現品を送ってもらうことにした。
(出張までの時間を考えたら、翌日戻しで預かった方がずっと低コストである。いわゆる一泊二日型修理である)

それからパソコンの中身を調べるべくメールをチェックすると、やはり現象が再現された

しかし、エラーの内容がおかしい

ふつうはメールが送れない場合は「失敗」とでるのだが、なぜか今回は「警告?」

これがおかしいと思いながら、お客さんと別のメルアドを設定したが、やはり改善されず

だめもとでメールを残さない設定を行うと、正常に動作する

・・・・つまり、メールボックスが作成できない?

そんな馬鹿な?

と思いながら、メールのフォルダを開くべく、フォルダオプションを「システムファイルを開く設定」を行うがどうしても「開かない」

・・・おかしい。

・・・なにか間違えたか?

と考えるが、思い当たる節がない。

まさか???エラーを見知するためのセキュリティソフトが入ってなかったこと(この時点ですでにやばいのですが・・)

そこで、急遽ウイルスバスターを体験版でインストール。

それから、ざっとセキュリティチェックをすると

autorun.info型セキュリティウイルスが検出
ちなみに、今回検出されたウイルスはこちら
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=Mal_Otorun2

実害としては、フォルダオプションを選べないなどの弊害をのぞき、実害は低く感染していると思わせない程度のもの。

もちろん、これで安心とはいいませんが

その後に、レジストリを書き換える作業が伴い、無事に作業完了。

そして、outlook expressのフォルダを確認したところ
「メールボックスデータが2GB」越えていたこと

このファイルをいったんクリアしたところ、無事にメール送信が可能に・・・。

一番の原因は「でかいデータを頻繁におくるな!」ということ。

改めて、outlook expressを使うなとはいいません。

windows vista以降対応していないこともあるので、できれば

outlook以外のソフトウェアがよいのですが・・・。

先立つものの関係上、これがよいとは勧めにくいのが本音です。

ちなみに、私の会社では Becky! Internet Mail2 を使用しています

<考察>
感染源がUSBメモリであることは間違いなく、感染症の典型例といえます。
私の会社では、スタッフ一人1つずつパソコンを与えているため、感染ルートは限られますが不特定多数が使うところでは、USBメモリなどの利用を制限するなどの施策は必要と思うし、セキュリティ責任者を選任するべきと感じました。

当面は、私がセキュリティ監視を続けていく必要があるものの、確実に地域内で感染が広がっているのは間違いないでしょう。

ゆゆしき問題です。

ハードディスクが壊れたら修理はどうする?

今日は、ハードディスクが故障した事で相談を受けました

実際問題、ハードディスクが故障したら「部位」によって修理可能・不可能が出てくるため、一言にいえませんが
一度記録された情報が簡単に消えるはずがありません。

じゃあどうやったらわかるの?と言う疑問がわくはず。

では、ハードディスクの構造について説明します

ハードディスクは「3~5枚の金属の円盤」が真空状態で並んでおり、名前の通り「ハード=硬い、ディスク=円盤」という機械です。
現在動作しているパソコンの90%以上は必ず搭載されているハイテク機器の一つです。
このハードディスクは真空状態で並んでいるため、当然ながら故障して円盤がぶつかり合うと、摩耗し破損する事は容易に想像がつきます。
円盤を支える軸受けが劣化してしまえば円盤をきちんと支えきれず結果としてずれたり折れたりすると、ハードディスクは一瞬にして動作しなくなります。
ただ、整然と並んでいる機械であるため、動作は非常に高速でデータ転送も年々高速になっており、5400RPMや7200RPMなどと言うのは、1分間に5400回ないし、7200回回転する装置である事を意味します。
当然回転数が速い方は動作が快適であります。(伝送速度にも影響する)

こういった中で、動作するため、故障頻度はとにかく高く、破損したら取り返しがつかない事もしばしばです。

こういう構造になっている為、分解して中の部品を直すと言う行為はほぼ不可能に近く、民間の修理レベルでは対応できません。

ただ、ハードディスクのデータを故障しても取り出す事ができる会社がいわゆる「ハードディスクサルベージサービス」と呼ばれ、専門サービスとして活躍しています。

実際の事例として
*犯罪に使われたパソコンのハードディスクデータを解析する行為(故意に削除ないし、初期化した場合)
*故障などで破損し、正常動作しないハードディスクからデータを取り出す行為

といった形で、私たちが対応できるレベルは超えており、金額も簡単なものなら数万円からの対応となり、平均的なデータサイズ(50GB程度)を目安にすると15万~50万円はかかるのが相場です。
(なお、年々データサイズも増加しているため、取り出すデータサイズにより単価は変わるので要注意)

なお、本作業を依頼したからといって物理的に破損した箇所のデータ復元はやはり専門業者だからといって可能ではなく、あくまでも「損傷していない部分」に対してデータの取り出しを行う所がポイントです。

そのため、保存したデータの100%を取り出せると言う保証はありません。

むしろ50%取り出しが成功できれば、十分だと判断しています。

こういう場面に遭遇して初めてパソコンデータのバックアップが重要となります。

私たちも可能な限り修理対応ができればと考えていますが、このような作業が一般民間レベルでできない事情として
「作業スキル」はもちろんの事、
「修理設備」を保有しない事、さらには
「業務リスクが高い」事の3つでしょうか。

くれぐれもハードディスクが故障しないように日頃からのバックアップはとられる事をおすすめいたします。