ディスプレイ端子から読みとる「デジタル専用端子」の見分け方

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先日、あるお客さんから「デジタルディスプレイ端子用の変換アダプター」は無いか?
と尋ねられた。

私は、準備はして伺うようにします。

と伝えたものの

よく考えてみれば

デジタル専用端子には2種類あり

「アナログ兼用型」と「デジタル専用型」の2つが存在する。

アナログ兼用型は、一般的に「市販のディスプレイ」には多様なユーザに対応するべく、変換端子をつけて販売されている一方、パソコンとセットの場合は、用途が限られる為、デジタル専用になる事が多い。

今回、譲渡者は「変換アダプタを購入すると良い」と言い、そのままお客さん本人は、電気店で購入するが

私は、「デジタル変換端子」で済む場合もあるが、状況によってはパソコンに対応する部品を追加しなければ行けないと助言した。

今日、その結果を聞いたのだが

どうやら「パソコンとのセットディスプレイ」だったという。

そして、端子部分を見てもらうと

明らかにデジタル専用である事が判明

お客さんが保有しているパソコンはすべて、アナログ出力のみで、デジタル対応のパソコンは保有しておらず結局使え損といった所だろうか。

デジタル端子そのものは、話を聞く限りではどれでも使えそうなイメージがある。

しかし、端子の部分を尋ねるだけで「アナログ」か「デジタル」かは分かる。

このことから、譲渡者は「デジタル専用」と「アナログ兼用」の違いを把握してなかった事になる。

一般的にデジタルディスプレイの場合は、DVI-IとDVI-Dがあり

主として、DVI-Iがアナログ・デジタル兼用に対しDVI-Dがデジタル専用となる。
(ディスプレイによっては、2系統の入力を作っておりDVI-D限定にする事がある)

これは普段使う私たちにとってみれば、あまり縁の無い話であるが
このような違いがあるので、慎重になる事の一つかもしれない