近頃は、パソコンの故障を見極める「こつ」を教えてほしいという。
こつというのは、「勘」である。
勘っていうのは、「違和感」を感じるか、感じないか。
違和感を感じる=おかしいのである。
なぜ感じるかは・・・・考えるまでもなく「基準」があるからだ。
「基準」は、様々な経験に基づいて「標準」を作り、その結果「よい」ことと「悪い」ことの判断が出来るようになる。
これが、「勘」である。
本をたくさん読んでわかる代物で無ければ、経験をしてわかる性質のものでもない。
勘が鋭い人は、「自己基準」が確立した人であり、鈍いひとは「基準」がないからである。