今日、パソコンの設定をしているときに、「DNSは東日本と西日本で違うらしい」という話を聞きました。
そもそも「DNS」って何?という質問。
正式には Domain Name System の略で、これでもわかんねーよ。という為にもっと詳しくつっこむと
インターネットの世界は「12.34.56.78」といったIPアドレスと呼ばれる番地がパソコン1台1台に割り当てられています。
12.34.56.78はたとえば「田中」さんの家としたら、12.34.56.79は「山田」さんの家という仕組みです。
ただ、これを覚えるのは、至難の業で、私も含め覚えきれるはずがありません。
そこで、登場したのがDNSなのです。
DNSには、IPアドレスの別名であるドメイン(たとえば yahoo.jpなど)と12.34.56.78の番号が対になったデータベースが構築されています。その変換をするサービスが「DNS」なのです。
このサービスのおかげで、番号を覚える必要がなくなり、視覚的、感覚的に覚えることが可能になりました。
さて、本題に戻ると
東日本と西日本でDNSが違う理由は、「参照」する負荷を分散させる目的があります。
すべてが、同じDNSを使用すると、当然「パンク」します。
パンクすると、「変換」作業が遅延するため、表示されません。
厳密に言えば、かんたんにパンクするほど、華奢でないだろうし、深く心配する必要もありません。
現在は、接続の時、自動的にDNSをセンターで割りあてるため、このような事も気にする必要がなくなりました。
しかしながら、メール・ホームページ・ゲームに至るまで、インターネットサービスの基幹機能であるDNSは、非常に重要な役割を持っています。
地味なサービスですが、一番重要な部分でもあるのです。
インターネットは本当、奥が深いです。