っていうわけで、このトラブルについて考えてみる事にします。
普段は、何気なく使うキーボードですが、アルファベットの配列は同じでも記号の位置が異なることはご存じでしょうか。実は「日本語キーボード」と「英語キーボード」ではボタン数が異なり、その結果、文字配列にも影響が出ているのです。
たまたまみかけたケースでは、パソコンの配置に「USB」か「PS/2」であるかは接続の段階で判断がついても、「英語」か「日本語」かは実際につないでみなくては判断が付きません。
今回の原因は、キーボードドライバが「HID標準デバイス」として認識され、その結果「日本語キーボード」にもかかわらず、「英語キーボード仕様」となっていた為の原因で、「日本語キーボードドライバ」に切り替えたら無事に動作しました。
もちろん今回のようなケースは、非常に稀なケースで、通常は自動的に「日本語キーボード仕様」となるはずですが、なぜ英語キーボードだったのかはOSがWindows2000だった事も遠因としてあった可能性も考えられます。
どんな事があっても、原則は「純正」キーボードが一番です。
他社キーボードが使いやすいからつなぐのは機械的にはなんら問題ありませんが、トラブルが発生したときは応分のリスクも考えなくてはならないと思います。