ITと法務問題~内容証明郵便を出してみよう

内容証明郵便?

ほとんど、名前を聞くことが少ないこの「内容証明」郵便に関する話題。

ただ、この郵便物、1通につき 1490円 という破格の郵便物である。

490円ではなく、1490円である。

その郵便料金は、並ならぬ単価もさることながら

その効果とは?

内容証明郵便に「法的効力」は全く無く・・・・意味無いのでは?

内容証明郵便とは名前の通り「書面の内容を第三者が保管し、差し出しを証明する」という趣旨の郵便物である、いわゆる「公開型郵便」である。

通信の秘密と言う一方で、「公開」する郵便物に何の意味があるのか?

公開する事に意味があるのが「内容証明郵便」の良いところである。

内容証明郵便の特徴として

1:封筒は「開封」して持ち込む(証明印の捺印後、封緘する為)

2:同一の文書を3部用意する

3:文書の中に、封筒に記載された宛名と差出人が記載されている事

4:文面は「字数制限」が定められており、字数内で作成する必要がある
(内容証明郵便の文字数は、20文字・26行と法律で定められている)

ということに加えて、書面の差出人欄には、捺印する事が必要

それだけをふまえてサラッと書き込み提出・・・ですが

ここで一つ問題があるのです

内容証明郵便は、どこの郵便局でも取り扱っていないこと

最寄りで提出が出来るのではなく

ある程度大規模な郵便局(目安としては、日本郵便の支店・配達センター併設店)がある郵便局または日本郵便のいずれかでしか取り扱わない事です。

思い立って出したいとおもっても、提出出来ないので

不明なときは、**中央郵便局または日本郵便**支店のいずれかに持ち込む事が一番確実です。

ただ、この内容証明郵便はあくまでも「郵便物」であるので

法的効果は無く

裁判などの時に役立つので

今後の切り札に持っておく事をおすすめします。

で・・・・ITと何の関係があるのか?

という突っ込みがあると思いますが

この内容証明郵便を「インターネット上」から出すことが出来るのです。

e内容証明

というサービスがあります。

クレジットカードがあれば、利用できますので

近くに郵便局の取り扱いがない場合・忙しくて郵便局まで行けない場合は是非活用してみてはいかがでしょうか。