最近、WindowsMeの設定の相談をうけ、サポートに向かいました。
一番頭の痛い話が「ソフトの対応が少ない」ということでした。
現在のVistaからすると、Meは、系統が異なるのです。
Windowsには9x系とNT系があります。
もっと昔にさかのぼると
Windows3.1とWindowsNT3.51では全く別のOSでした。
動作するソフトにも多少差があり、ゲームはWindows3.1のみでWindowsNT3.51では使えなかったのです。
その後、Windowsの安定性を考え、Windows3.1の最終バージョンであるWindowsMeで開発が終了しました。
現在は、WindowsNT系のOSであるWindowsXP・Vistaに引き継がれているのです。
その結果、Meで使えるソフトは非常に限られてしまったのです。
現在でもMeを使っているユーザは多数おられるのですが
インターネット系のソフト(インターネットエクスプローラー等)のバージョンアップができなくなってきています。
通常使う分には支障なさそうですが、SSLといったサービスを利用する際は、軒並み全滅するため、やっかいな問題もはらんでいます。
インターネットを使わないのであれば、WindowsMeでも十分現役ですが、インターネットをつかうのであれば、やはりWindowsXPまたはVISTAに移行するのが得策のようです。
パソコン本体も5万円台で購入できる事もふまえ、この機会に量販店でチェックするのもいかがでしょうか。
結論として
パソコンは用途に合わせて使おう
ということです。