画像フォーマットと画像のメール送信は難しい :: 事例紹介

画像形式にTIFFというのがあります

デジタル画像のフォーマットとして定着しているこの形式にCMYKとRGBとあります。

通常ホームページで使う分には運用がRGBであるため、CMYKである必要は全くありません表示具合で色合いが変わるのは致し方ありませんが、ディスプレイで変わると言い訳してもさほど影響がありません。

一方で、CMYKとはシアン:青、マゼンダ:赤、イエロー:黄、ブラック(K):黒といったRGBがレッド、グリーン、ブルーの光の三原色に対し、CMY+Kは色の三原色+1と呼ばれています。

この違いは光の三原色が、すべてを混ぜると「白」になるのに対し、色の三原色はすべてを混ぜると「黒」になる性質を持っています。

この二つは似て異なる性質を持つため、時に混乱を招くことがあります。印刷物に手を出さない限り、通常はRGBで事足りるとおもうのが正直な所です。

専門家の方々はCMYKをRGBに変換すると色合いが変わると言われます。確かに正確な互換性はありませんので、変化はすると思いますが、私の目には「どう違うのか」区別すら付きません。

普段はあまり気にする事でない本件の事案でも、「RGB」と「CMYK」の違いはしっかり認識しなくてはいけません。

画像フォーマットもこのような繊細な色遣いをどこまで残せるかが、ポイントであります。

TIFFのデータフォーマットは、1つで数十メガバイトになることも珍しいことでありません。画像データは年々、メールで送るのは厳しくなっています。

ウェブで使う目的であればともかく、出版目的で画像を使う場合はやはり、CD−Rによるやりとりが基本になりそうな所です。

非常に大変な世の中になりました。