残念なことに、被害者がでてしまったようです
振り込み詐欺の典型だった銀行振り込みから、エクスパックによる現金送付という手段は
やはりというか、考えるべきことだったように思います。
当社にも、連日メールが届くたびに、問い合わせをするのですが、先般のメールでもご紹介いたしました通り「着信拒否」を受ける上に、連絡を待ってもいただけないという状況です。
理由は不明ですが、どうやら電話番号で相手に威圧を与えた模様です
もちろんこのようなことは起きてほしくありませんし、問題が多様化してはいけませんが
相手をみながら、対応している様に思います
ほとんどの場合が、メールで届くからそのまま携帯電話で問い合わせをかけているのが現状です
これは、一度行えば、また矢継ぎ早に催促や新手の手口を行うことがあるため、注意が必要と思います。
もっとも、支払う方の大半が「なんら心当たりある方」の様に思うのです。
私は「文句があるなら書類を出せ」というタイプですから業者がギブアップしたように感じました。
いずれにしても、手口が振り込みでなく、エクスパックを使う「現金送付」という手口は大変流行しているといいます。
日本郵便側でも、エクスパックのとじしろ部分に「現金はだめです」の警告文を昨年から記載しておりますが、ほとんど役に立っていないのが現状に見えます。
あまりよいこととはいいませんが、現金が入っていないか荷受け時に透過チェックを行う必要が全社的にある様に感じます。
コストが今まで以上にかさむ上、輸送時間が長期化することになるのはまた事実です。
いずれにしても、このようなことを繰り返さない為にも
お金を払うことより、払うための根拠が必要です
現在の商習慣から、現金を送る(現金書留)を使うことは年々減っております。
当社でも支払いの大多数が銀行振込で行っており、極力現金を渡すことは減らしています。
これは、現金を渡す際に、紛失するよりは銀行を経由して渡すことで資金の確実性をねらった部分があります。
大手企業の場合は、銀行口座を顧客別に割り当てる(仮想口座)方式が主流となっています。
当社においては、逆に顧客の口座から引き去りを行う、口座振替が中心で、いずれにしても現金でやりとりすることを減らすことには違いありません。
一度渡してしまった現金が戻ることは残念ながら不可能と考えるべきでしょう
今後はエクスパックで現金を入れて送ったら、郵便局でチェックをして差出人に戻すなどの処置が必要と思います。
ライングシードの住所は少なくとも、現実の住所である可能性はきわめて低く、転送を行っていると思われます。
それでも、住所を明るみにしていくことで、同様な事象を撲滅していかなければ次々に被害者は後を絶ちません。
請求関係において、メールだけで済ませる業者はほぼ皆無と考えるべきです
また、メールに受取人の氏名が記載されていないことも、怪しいと思う必要がありますメールのアドレスはあくまでも「記号」にすぎず、本人の名前とはいえません。
ますますこの事件の巧妙さを目の当たりにした今日の出来事でした
☆追記☆ライングシードの住所が判明いたしましたので、ご紹介いたします
*******************************〒160−0022東京都新宿区新宿2-6-3藤和新宿ビル1006株式会社ライングシード
上記住所は転送の可能性があります。書面を送る際には「転送不要」を朱書きして送る事で、所在をはっきりつかむ事ができます。