レンタルサーバーの新サービスがリリースアップされて、関心が高いのは
新サービスへのバージョンアップです
先日も取り上げましたが↓http://ai2station.com/it/blog/index.php?UID=1244717881
私自身が、移転に踏み切ったそもそものきっかけは、「移転スキーム」に関する準備が良かったことが上げられます
レンタルサーバを利用する前までは、自前で専用線を設置し、サーバも設置していました。
ドメインの運用もおっかなびっくりで行っていた自分ですからそれはそれで大変でした
さらに大変な事といえば、月額数万円の回線使用料に電気代+サーバ機器の設定+メンテナンスと考えればとても個人で行うには限界が出てきました。
これが2000年から2001年にかけた話で、当時としたら最新鋭のサービスだったことは確かです。
しかしこれ以上続けるにも、様々なリスクを考えた際、レンタルサーバーに移行する方が今後のコスト面で軽減される事から現在にいたります。
現在、この状況が発生した事を考えると当時の苦労を思い出します
レンタルサーバーの契約は今でこそ、激安からハイスペックまで選べる時代になったと思います
その反面、契約条件やサーバースペックを事細かにチェックしなければ、いざ自分が行いたい事が出来ない事もやはり発生してしまう事もあるため「2000年頃」の当時と比較すると、相当大変な事であるのは確かです。
レンタルサーバーの運用技術は、専門家に譲るとしても、契約からサポートに関するスキームは当時専用線でサーバーを運用した経験があったからこそ今の考え方があります。
当時OCNの契約を行った際、約30ページにわたる契約書に記載をした記憶があります
契約書といえば、複写の紙1〜2枚をイメージされますが
OCNの専用線の契約書は、本でした・・・・
これにあちこちの専門家に意見を聞きながら、契約にこぎ着けたのが2000年の春ですが、計画そのものは前年の秋頃までさかのぼる為、今思えば
「無謀な奴だったなぁ・・・・」
と我ながら思う所です。
http://whois.jprs.jp/?key=hama.ne.jp
を2000年に取得しているのは、専用線設置をおこなった当時の名残です。
本ドメインに移行したのは、事業転換を図った2004年からでありそれまでは、hama.ne.jpを使っていました。
人間それなりに苦労しなければ得られない物がたくさんあります。しかし、苦労ばかりで何も得られない事の方が多いように思います。
レンタルサーバーは確かな技術を持っている企業に委託することが、後々も安心だと思います。
地方にいると、どうしても都市部で活躍しているサーバーエンジニアの顔を見る事がありませんが相手の顔が浮かぶからこそ、「ああしたらどうだろう」とか
「これは大変だなぁ」という事が目に浮かびます。
移転の苦労は、経験しなければ分かりませんが、このスキームを構築出来なければ
移転を躊躇されても致し方ないという事になります・・・
難しい仕事だと感じる今日この頃です