Archive for the ‘IT企業の実情’ Category

ウェブ制作業者の実情(3)〜見積編 :: 【連載】IT業者の裏事情

〜見分ける方法〜1.利点しか言わない営業マンにはお気をつけ下さい。 どんなすごい会社でも短所はあるもの、それを言うか言わないか、そこには誠実さがあるかないか、のバロメーターと化します。

2.事細かに作業内容別に分けられた見積もりを取って下さい。 ・まずは単位を見てください。 “一式”でくくっているのか、数量で出してきているのかが大事です。 一式でくくっている所はどんぶり勘定なのか、お客様の足元を見ているのかのどちらでしょう。数量で出してくる所は作業に見合った金額を提示している所の可能性が高いです。つまり、一式で出してくる所は“下請け”に丸投げしている可能性が高く、数量で出してくる所は自社で作業を行っている可能性が高いでしょう。

 ・見積もり金額に対する説明ができるかどうか。 金額に対する説明ができる、という事はその作業に関して理解している証拠です。 つまり、自社で作業を行っているはずです。 その金額説明ができない所は・・・。 もう、言わなくてもわかるでしょう^^ “下請け丸投げ型”です。

※それでも不安な方、どうぞ当社までご連絡下さい。 無料で見積書の判断をいたします。 さしずめ、“IT業者のセカンドオピニオン”とでも申しましょうか・・・^^

〜最後に〜「下請けが絶対にいけない」とは言えません。しかし、この方法がいつまでも続くこともありえません。いずれ破綻するのは目に見えてます。自前で行わず、外注ばかりしているといつか足元をすくわれる結果となるでしょう。その時、泣くのはいったい、誰でしょう?本当に痛い目をみるのは誰でしょう?

次回は「ドメインについて」お話いたします。

ウェブ制作業者の実情(2)〜事例編 :: 【連載】IT業者の裏事情

〜実際にあった話〜<その1〜某ポータルサイトの場合〜> 全国的に展開していた、某ポータルサイト。 その実情は・・・。 どう見積もっても5万円にしかならないホームページを6〜7万円程度のパソコンとセットにしてローンを組ませ、ポータルサイトに載せるという手法をとっていました。2万円×60回というとんでもない料金で・・・。お客様に取得させていたドメインは“.com”金額にして年間35ドル(平均)のものです。制作は下請けに丸投げ、営業は“しつこい”“くどい”と・・・。お客様が半ばあきらめて契約していたようです。そんな荒っぽいやり方をしていた所です。現在、ポータルサイトは他社が運営しているようですが、各々のホームページは放置に近い状態のようです。

<その2〜某制作会社〜> 安さとスピードが命の某会社。 しかし実情は、数社の下請けを抱え、一番安く見積もりを出した所に依頼をするという、“下請けしわ寄せ型”でした。しかも、そこはお客様が他に見積もり依頼をしていた会社のアイデア等を盗み、そのまま使うというやり方です。 これは地元IT業者の中でも有名な話です。

次回は見積とその内容について

ウェブ制作業者の実情(1) :: 【連載】IT業者の裏事情

IT業者と下請けここ1年ほどの間に同業者がたてつづけに廃業していることは、以前、ブログでもお話しましたが、それに伴い、新たなトラブルが発生しています。それは「ホームページの更新」です。業者が無くなってしまっても制作した人間の行き先に一緒に行ってしまえば問題はないのですが、それができなくなっているのが実情です。では、なぜ、“できない”のか?それは近年、業者は下請けに仕事を回し、“手数料”で会社を維持していく所が増えているからほかありません。

〜問題点〜1.作業スピードが遅い お客様とのヒヤリング後、金額の安さ、技術力、作業スピードを考慮し、下請けを選定するわけですから、時間がかかって当たり前です。

2.コストが高い 自社の利益と下請けへの支払い、必要経費なども含まれてくるわけですから、当然高くなります。しかし、最近では安い所も出てきているようです。そのツケは全部下請けへのしわ寄せとなって、苦しんでいる所が多いですが・・・。

3.修正に時間がかかる お客様の要望を聞き、それをまとめ、下請けに依頼する、という形になりますので、 時間がかかるのはもちろんのこと、お客様の要望をきちんと把握できず、自分の解釈で 下請けに的外れな依頼してしまい、お客様から指摘されることになるのは必定。 当然のことながらその修正を依頼するとまた、時間がかかるのです。 これがお客様の“不信感”へとつながっていくのです。 4.元請が廃業してしまうと下請けとの連絡手段がなくなる お客様の手前、「すべて自社で作業しております!」と言っているのがほとんどです。口が裂けても「下請け、使ってます!」などとは言えません。そんな中、もし、元請が廃業してしまったら・・・。仲介役となっていた人物がいなくなるわけですから、作業していた人と連絡がつかなくなります。「更新」ができなくなるのです。しかも、元請の社員は作業内容、手法についてほとんど、知らない、もしくは理解できないという人がほとんどですから、代わって作業をするということもできません。元社員とはいえ、責任追及もできないでしょう。結局、お客様は自分で新たな業者をいちから探さねばならなくなるのです。

次回は地元企業で起きた事例についてご紹介いたします

【新連載】IT企業の裏事情 :: 【連載】IT業者の裏事情

今回から、連載してする事にしました、IT業者の裏事情

長年この仕事に携わってきた自分の目で見た実情を余すことなく、紹介しようと言う企画です。

今も続いている会社もあれば、気づいたら倒産した会社の事までこれまでに起きた事例を紹介して参ります。

第1部「ウェブ制作会社」の選び方と下請けの関係第2部「ITサポート産業の実態」交通費込み1件2000円のからくり第3部「良いレンタルサーバー会社の見極め方」ドメイン取得に関するノウハウと実態

第4部「これからのIT企業のありかた」営業とサービスの分離が果たして正しいのか誰もが疑問に思う謎をひもとく、IT企業の裏事情を毎日更新いたします

明日は「ウェブ制作会社」の選び方ガイド(1)です