今日はある決済代行会社の方と打ち合わせでした。

普段よく使う事が多い、クレジットカードですが、実際どういう仕組みで運用されているかあまり知られていません。

クレジットカードで買えば、ポイントがもらえる、お店では等価で物が購入出来る。など利用者にはいたせりつくせりですが、これは何処で儲けているのでしょうか?

クレジットカードは、ユーザからの売上げを元に「一定の割合」で取扱手数料を徴収します。この比率は業種などにより異なりますが1%〜10%の間となります。物販は料率が低く設定されていますが、サービス業や飲食関係になると比率は高くなります。

この手数料を「販売店」の支払いの際控除して振り込むのです。カード会社はここで利益を上げるのです。

これは基本知識として、次にクレジット会社はどのようにして「ユーザに請求」するのでしょうか?

これも段取りがあり、最初にユーザの購入限界値を調べる「与信」を行います。このことを、通常「オーソリ」呼ぶ方法で、購入枠をおさえます。これを越えると「与信オーバー」となり、購入はできません。しかし、一時的に越えてもカード会社の承認がとれる場合は与信は通過します。

次に、与信を元に購入者の意志を確認し、取引が成立すると販売店は「売上げ」と言うことで、与信でとった購入枠を正式に「確定」させます。

通常は「与信」と「売上げ」は同時に行う事が多いのですが、通信販売などの業態の場合は、「与信」と「売上げ」は単独で行うケースがあります。

今回ある決済サービスはこの「与信」作業と「売上げ」作業が全く独立していたため、通常の「与信売上げ」で無かった事が大きな問題になりました。

この結果、「与信」は一定期間を過ぎると自動的にキャンセル扱いとなり、再度「与信」を取り直さなければいけません。販売店は、「売上げ」をたてなければ「回収」とならず、この点も業務として煩雑さを与える結果となります。

店頭で「クレジットカード」を使う場合は、「与信売上げ」となるのですが、「非対面」の場合は、「与信」と「売上げ」が独立していることが多い事も今回の事でわかったのです。

今回この事が発覚したことも、私が「クレジットカード」ではなく、「デビットカード」を使ったためわかったことなのです。

「クレジットカード(後払い)」はすべての請求がまとまってから支払う事を指しますが、「デビットカード(即時払い)」はその名の通り、請求を受ければ即座に引落を行うサービスです。そのため、与信の段階で「仮請求」をかけ、「正式売上げ」が発生した段階で精算する仕組みを取ります。一方、与信で過請求・請求不足の場合は過不足分をさらに徴収するため、入出金が頻繁になるサービスでもあります。

クレジットカードであれば、「お金」の動きが止まってしか見えませんが、デビットカードを使うとその動きが手に取るようにわかるため、クレジットカードの仕組みがわかります。

デビットカードはクレジットカードと違い、「年齢条件」と「入会審査」が緩い為、高校生以上であれば利用できる事も大変ユニークなところです。(クレジットカードは個人信用を担保とするため、上限や条件が定められています)

世界的に見ても「デビットカード」サービスは普及が進んでおり、日本ではまだこれからと言うところですが、今後の主流になるのではないかと見ています。

現金より「安全」であるカード決済を是非活用してみてはいかがでしょうか。