既報の通り、Windows7がリリースされた後もWindowsXPのダウングレードを認める声明を発表

http://japan.internet.com/busnews/20090408/12.html

これが喜ばしい事か?といえば、正直不安が残る話題で

ますます、新OSに関する互換性から脱しきれないユーザが続出するのでは?と懸念が残るのです

現時点で抱えている問題は2つあります

1:上位互換性が無いアプリケーションの運用

 私も、現在銀行の口座振替事務の関係で、現在もExcel2003を使用しています本来であれば現行のExcel2007と言うべきですが、アプリケーションの関係を考慮し、2003を使わざる得ない事態があります

 なぜ、2007では駄目で、2003になるのか?

 それは、ファイル形式が Excel97 – Excel2003 という互換性の表記がその一例で、2007が発売される約10年間、基本フォーマットの構成が変わっていなかった事を言います。

 それでも、Excelにはもっと古いバージョンがあるのでは?と疑問に思うかたがいらっしゃると思います

 Excel95が存在した事も事実で、ファイル形式にExcel5/95と言う型式が残っているのがその証拠と言えます

 では、2007がなぜ大幅な変更を行ったのか?

 もちろん、操作性という面で仕様が変わったことも事実ですし、データ量も格段に向上したことから大幅な拡張を行われ、現行の仕様では無理が来たことがそもそもの理由です。excel 95や97/2000/xp/2003と続いたラインナップにおいても、細部は異なりますが、アウトラインは変わらなかった(データを読み込む事ができた)と言う点で、互換性が高い型式だったのが特徴でした。

 これは、今後の関連ソフトウェアのバージョンアップまたは、自社開発に頼るしかありません・・・

2:インターネットウェブブラウザの問題

 現在は、Microsoft Internet Explorer6がまだ利用者の半数を占めるのが実情の中、徐々に他のソフトウェアもシェアをのばしています。 当時は Netscape Navigatorなどほかにも様々なアプリケーションが存在し、Firefoxなどの発展型ソフトウェアが多い事は周知の事実です。

 しかしながら、ここで問題となるのがSSL証明書の有効期限が刻々と迫っていることです。

 ユーザが認証局からもらう有効期限はさほど気にする事はありませんが、ベースになる認証局(ルート認証)については、そうは生きません。

 一度、有効期限が切れてしまうと、SSLとしての役割を果たせなくなり、運用においてマイナスとなります

 これは、新しいソフトウェアを導入することで、Internet Explorerや他社のソフトウェアで解決できますが、インストール可能なバージョンは今後限られてくるため、WindowsXPもいつ、対象外になるか分からないのが実情です。

 対象外となり、今後使えなくなれば当然、インストールせずにそのまま使う事が予想されます。

 向こう当面(2014年頃)までは、大丈夫としても、それ以降になれば、いよいよインターネット用として供給する事は事実上不可能になります。

 さらに問題を加速させているのが、話題のネットブックPCです。

 これに搭載されているOSはXPが中心であるため、上記の問題は早かれ遅かれさけて通る事は不可能になります。

 ダウングレードの問題ももちろんの事、もっと考えるべき課題は、互換性を保ちつつ、ユーザに支持されるOSでなければ、今後のWindowsは非常に不安になるところでしょうか。

 頭の痛い問題は当面続きそうです